About Gill
Gillは、マリンとフィッシングの世界ブランドです
1975年、イギリスノッティンガムにて誕生しました
創始者であるニック・ギルは、それまでのヨットウエアにない機能的でデザイン性に優れたウエアを提案し、厳しいセイリングの最前線から得た経験を基にGILLを作り上げた。
GILLはそのデビューと共に、イギリスやアメリカのセイリングチームの注目を集め、またたく間に世界中のセイラーに愛用されるようになる。
外洋ヨットレースの最高峰であるウイットブレッド世界一周ヨットレースでは、酷使されながら何ら機能的欠損を生じなかったウエアとしても有名で、1999年~2000年のルイ・ヴィトンカップでは、イギリス、アメリカチームが採用、アトランタ、シドニーに続きアテネオリンピックでも、イギリス、アメリカ、オーストラリアチームの専属サプライヤーとなり、世界中の注目を集める。
2002年に行われたVOLVO OCEAN RACEでは、優勝したドイツのILLBLUCKチームのユニフォームとして勝利に貢献した事は記憶に新しい。
GILLのヨットウエアは単にデザイン性に優れているだけでなく、防水性、保温性に加え、高い透湿性を備え、いかなる条件の中でも最大限に機能を発揮し、本格的なセイラーから気軽にヨットを楽しむ方に至るまで、幅広いニーズに答え、満足させるアイテムである。
素材・生地
【Gillの素材ポリシー】
防水素材と言えばどれも専門的な名前がついていて、商品に物々しくぶら下がったラベルにはすべて「このブランドがベストです」と書かれてあるので、つい目を奪われる事が多いものです。
Gillでは知名度の高いブランド素材は使用しません。なぜならトータルコストだけが高くなり、クオリティと適合性の両面において、使用する素材の選択の幅を狭めてしまう事になるからです。
Gillでは、要求されるエンドユースに最適な素材を世界中を探して入手し、その生地に対して徹底的なテストを行います。 そしてどんな過酷さにも耐えられる様に、必要に応じて生地に独自のコーティングを施します。
Gillのテストは、本社実験室だけでなく、リーズ大学テキスタイル学部でも独立して行われ、新品だけでなく人工エイジングや洗濯、実地試験を経た生地もテストされます。
Gillが一流レーサー等へ依頼しているグレードテストでは、ただゴルフ場を歩くだけのようなものではなく、製品を着用して水の中に座り続けるテストや、生地を強く伸縮させて風力8の強風の中のような過酷な使用状態のシミュレーションを行います。
テスト終了後、その素材を機能性とエンドユースをもとにランク分けし、Gill独自のFabric Systemに従って分類します。
テストは1回限りではなく、製造バッチごとに繰り返し行われます。
こうして細部にも注意を注ぐ事で、Gillの素材は今日販売されている生地のいずれにも勝るとも劣らない機能性を持ち、またその製品が最高レベルのクオリティを保持している事が確証されるのです。